熊本大学
UpRod (有用植物×創薬システムインテグレーション拠点推進事業)
客員教授  久恒 昭哲

第12回 化粧品開発展[東京] 内 アカデミックフォーラム
発表タイトル: 熊本大発~天然物から新たな化粧品・健康食品素材の探索
発表内容: 独自に構築した15千超の希少な天然物からなる天然物バンクや世界中の植物32万種超を収載する情報データベースを活用し天然物から新たな化粧品・健康食品素材を探索している
口頭発表日時: 1月13日 (木)  11:00 ~ 11:30
ポスター展示日時: 1月13日(木) 10:00 - 18:00
小間番号: A-1
研究内容の概要/特長
熊本大学では、オリジナル天然物バンク(15千超の微生物、植物、海洋生物などのエキス、また食経験のある植物等のエキスや香り成分等も含む)や素材開発に指向した植物情報データベース(世界中の32万種を超えるの植物の情報を収載)を構築した。これらを基に、熊本大学にて培ってきた独自のノウハウやユニークな評価系などを活用することにより、オール熊本大体制にて天然物から新たな化粧品や健康食品の素材探索を行っている。
従来技術・競合技術との違い
天然物バンクには、他にはないユニークかつ希少なものが含まれていることから、それらに対して最先端の科学と技術を用いることで、新たな素材の開発に繋がる。また、データベースには世界中に植物に関する伝統伝承的用途が収載されていることから、大学のネットワークなどを活用し、開発の手があまり伸びていない地域などの植物を活用することにより、これまでにない素材の開発も期待できる。
想定される応用分野
食経験ある植物や、植物の伝統伝承用途に着想することにより、比較的安全性の高い化粧品や健康食品の素材の提案が可能となる。特に、化粧品に含まれている動物性素材が危惧される昨今、本研究開発により、それらを代替するような素材を見出すことも期待できる。また、最先端の科学技術を駆使し本研究開発を重ねることで、これまでに報告されていない機能を有する素材を見出すことも夢でなはい。
発表者プロフィール 所属機関HPへ
2000年 熊本大学大学院薬学研究科博士後期課程修了
2000年 久光製薬株式会社
2002年 熊本大学薬学部 助手
 米国メリーランド州立大学研究員
(2002年9月~2004年8月)
2013年 熊本大学大学院特任准教授
2019年~熊本大学客員教授
現在、天然物を活用した研究開発に取り組んでいる。
(敬称略)
※都合により発表者、プログラムの内容が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※口頭発表、ポスター展示ともに1/12(水)、1/13(木)、1/14(金)のいずれか1日となります。
※セッションの録音、写真・ビデオ撮影などは一切禁止させていただきます。
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